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屋久島縦走

投稿日:2010年8月25日 更新日:

8月15日から20日まで屋久島に行ってきました。
メンバーはJAL、キュン、ロボです。
湯川を溯行して、湯泊歩道を進み、宮之浦岳に登りました。ここでキュンは白谷雲水峡に下山しました。JALとロボは永田岳、障子岳と進み、ナベカケ谷を下降して宮之浦へ下山しました。
8月15日
この日は取り付きまでの移動日。屋久島の数少ない温泉に浸かって、魚を食べてと、もう下山気分。でも明日からが本番です。
8月16日
湯川の第1廊下はゴルジュの壁は低く、滝の巻きも簡単でした。出口の3段15mの滝は左の凹角状をロープを張って突破しました。第2廊下手前には古里林道なる橋がかかっていて、驚かされました。この橋からは海がとっても綺麗に見えます。沢登りでこんなことは初めてでした。第2廊下は手前の25m滝から巻き始めると、あれよあれよと湯泊歩道の方へ行ってしまいました。結局藪こぎが嫌だったので、ユーゴの滝を間近で見ることなく、第2廊下の出口まで林道を進むことにしました。
予定通り、取水点から少し進んだところにテン場張った。この辺りは意外に夜が寒く、油断したために少し凍えてしまいました。
8月17日
出発早々泳いで、第3廊下に突入しました。しかし、ここは飛瀑とスラブの側壁をもつゴルジュがあり、廊下内は溯行不可能。ずいぶんと高巻いて突破しました。この後はひたすら巨岩のゴーロでした。ここはまさに迷路で、巨岩の隙間を右に左に、さらには上にと進んで行きました。頑張っても、全然スピードが上がらず焦らされました。ゴーロが終わったと思うと、藪こぎに突入。日没が近づいてきて焦りました。しかし、予定通りに湯泊歩道にたどり着きました。
8月18日
この日は湯泊歩道を進んで宮之浦岳、永田岳まで進む予定です。一足先にキュンは夜明け前に出発していきました。僕らも夜明けとともに出発しました。登山道なら藪こぎもなくて、楽な道のりだろうと思っていました。しかし、この考えは大間違いで、藪はないものの、ルートファインディングが難しい。登山道とただの斜面との区別がつかないところが多く、道に迷いやすい登山道でした。短い間隔でピンクの印が打ってあるので、なんとか花之江にたどり着くことができました。
宮之浦岳に登った時にはガスっていて何も見えませんでした。おまけにこの後雨に降られて散々な思いでビバーク準備をしました。まだ2時だけれど、もう寝ようかと思っていると、快晴になっていた。全く屋久島の天気は分からない。
8月19日
遂に障子尾根に突入する日が訪れてしまいました。藪こぎを恐れつつスタート。
9峰の下りまではササ藪で、シャクナゲをよけながらササ原を泳ぐように進んで行きました。9峰の下りから悪夢の藪こぎが始まりました。藪を漕いで方向感覚を失うだけでなく、突然スラブの岩壁が出てきて大きく迂回させられてしまいます。こんなことをしている間に、進む方向を間違えて後戻りをすることになったりしていました。障子岳を越えたところで、関係のない小ピーク登ってしまいました。13時間行動して、疲れていたので、ここでビバークすることにしました。水が無いので残っていた水でラーメンを作って夕食にしました。
8月20日
毎日、多かれ少なかれ藪こぎをしてきて、すっかり藪が嫌いになってしまいました。この日は何としてでも下山するという思いで出発しました。
2時間かけて300m進み、遂にヒノキの尾沢のコルに到着しました。ここからはヒノキの尾沢、ナベカケ谷、宮之浦川と下るだけです。標高差約150mを下ると、藪が無くなり普通の沢になりました。この後はずっとゴーロでした。幾つか滝が出てきましたが、問題なく巻けました。宮之浦川ではもう疲れたので、右岸の藪を進みました。
遂に林道とぶつかったときには、藪とおさらばできることがうれしくて叫んでいました。
4時間ほど道を歩いて宮之浦港に着きました。屋久島の南端から北端までの縦走がやっと終わりました。
たった5日間の縦走ですが、とてつもなく長く感じました。屋久島の中で最悪の縦走ルートの一つに入ると思います。終わった後、屋久島嫌いになるかもしれません。なぜ誰も行かない場所なのかわかりました。

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