杓子岳双子尾根

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日程:2014年5月3日~4日
山域:白馬
天候:雨のち晴れ
メンバー:森本ロボ、外園、笹瀬
行程:5/3 9:15猿倉-10:35小日向のコル(テント場)-雪上訓練
     4 5:20st-6:15樺平-8:25杓子岳-9:45白馬鑓ヶ岳-11:10鑓温泉-11:50小日向のコル-14:00猿倉
今年のGW山行は金曜夜発で白馬に行ってきました。あと1日天気が持てば白馬主稜にattackできたのに・・・
3日は入山と雪上訓練。小日向のコルまでは長走沢下部を詰めました。
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長走沢下部より
小日向のコルはGWということもあり、テント村と化していました。中には高校生と思われるパーティーまでいてビックリ。
雪上訓練は歩行、滑落停止、支点構築をやりましたが、雪がグサグサで滑ってもすぐに止まってしまうので困りました。
滑落停止しやすいこと自体はいいことなんですが。
午後は西から天気が崩れ、稜線がガスが下りてきて、雨も強まり、つらい練習になりました。夜には天気も回復し、星空が綺麗でした。しかし、さすが北アルプスだけはあって風が強い…いろいろと吹き飛ばないか心配な夜でした。
翌日、4日は快晴。双子尾根の下部は雪が無くて、藪漕ぎの連続。
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小日向のコルを見下ろす
樺平まで登ると、やっと藪漕ぎともおさらば。ここにも4~5梁のテントが張ってありました。人多い…
樺平の上の岩峰は2つとも巻けました。最後の巻きは雪がなんとか繋がっていたのでロープを出さずに行けましたが、雪質とクラックの状況によってはロープを出すことがあるかもしれません。
頂上直下の稜線で、なんと雷鳥の糞を採取中の京都府立大山岳部と遭遇。ここ最近よく山行対象が被ります。今年は合同山行とか組めたら楽しくなりそうですね。
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京都府立大と遭遇
杓子頂上ではみんなで記念写真。大人数パーティーです。
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バックに剱岳で記念写真
この後、府立大パーティーは白馬を踏んで、栂池から下山するとのことでここでお別れしました。
僕らはこのまま稜線沿いに白馬鑓ヶ岳を経由して2774ピーク手前から東面の沢を夏道沿いに下降。これが、素晴らしい斜面で、スキー板を持ってなかったことを非常に後悔しました。次に行くときは、絶対に板持って双子尾根登ります。
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白馬鑓ヶ岳から杓子、白馬を望む
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とても気持ちの良い斜面
鑓温泉まで降りるとほのかな硫黄の香りが・・・
なんと、この時期でも入湯できるんですね。残念ながらタオルと着替えを持っていなかったので入りませんでしたが、とても気持ちよさそうでした。
このまま沢を下って、登り返し、小日向のコルに帰ってテント撤収して下山。当然のことながら下りは圧倒的にスキーが有利でしたね。ここでも後悔・・・
何事もなく下山できて良かった~
今回も充実した山行でした。また白馬には行きたい!!スキーを持って!!
笹瀬記

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