11月19日滋賀県芹谷屏風岩

クライミング

メンバー:酒井(Ⅱ)、石田(OB)

こんにちは。山岳部2回生の酒井おちょです。

先週の木曜日に京都・滋賀周辺で唯一の石灰岩ゲレンデ(ロクスノ調べ)である、芹谷屏風岩に行ってきました。

目的は①石田さんに芹谷を案内してもらうこと、②5.11の前半に触ること、③石灰岩に慣れること の3つ。

アプローチ

IMG_0488s100岩には芹谷小学校が記載されているが、廃校・取り壊しになっており今は土砂の山。

土砂除けの柵の隙間から山道に入る。前日の雨でぬかるみ、ヒルもでる。

10分ほど歩くと屏風岩到着。

まずはハングルーズ5.10aでアップ。石田OS、酒井RP、星ルートだがあまりよく覚えていない。

すぐ近くの小屏風岩に移動。

おさるさぁ~ん5.11bは濡れている。残念。

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ロマンチック街道5.9と春爛漫5.11aをつなげる小マルチをやる算段で、湿ってヤブいルンゼに取り付く。気持ち悪いルンゼで、フォローだがスリップしてしまった。

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ロマンチック街道はロープの流れは悪いが、なかなか面白いスラブだった。ぼくはスラブが好きである。

春爛漫のハングは濡れいて無理。
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ロマンチック街道終了点から懸垂下降。
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さて本題の5.11だが、石田さんの去年からの宿題である舞姫5.11a/bに挑戦することにした。

象の鼻周辺がびしゃびしゃに濡れており少し不安ではあるが…

結果、石田RP○、酒井RP×でした。ムーブは石田さんのトライで大体つかめたものの、濡れた岩と石灰岩特有のフリクションのなさで、スリップ恐怖に陥ってしまい、心が折れました。

何にも考えていなかった最初のトライが一番よかった。

石田さんは一年越しに舞姫を落とし、溜飲の下がるところでしょう。

舞姫後に、すぐ左隣りのラバンバ5.11aにも触ったが、舞姫以上に象の鼻ホールドの濡れが響き、まともにムーブもできなかった。石田さんもRP不可だったので、登れる状態ではなかったのかも。

夕焼けの屏風岩。

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総括

ほとんど初めて5.11台に触ったが、どうやら体はついて行けるようだ。問題はブレーン(ムーブの組み立て、ルートファインディング)、メンタル(恐怖)である。

ブレーンがかなり足りていないので、確実なムーブができない・わからない→恐怖→ムーブが固くなるという悪循環である。

石灰岩に関しては…もっといい状態でトライしてみたかったが、去年いった椿岩の印象よりも登りやすいというか、多少改善した足の使い方が反映されている気がした。

芹谷自体はいい岩場で、前傾壁やテクニカルでかっこいい垂壁、背骨状を直上するルートなど多彩であった。アプローチはばっちり覚えたので、他の部員を連れてくることも可能になった。

石田さんありがとうございました。

おちょ記

 

 

 

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