201608龍王岳東尾根縦走

クライミング

8月5日から7日、上回生で立山、剱山域のバリエーションに挑戦した。メンバーは三回生の谷川、六車、酒井、二回生の青木、秋本、川口、そしてOBの藤竿である。天候に恵まれ、全日晴れた。

8月5日

稜線上はガスがかかっているが、雨は降っていない。翌日の龍王岳のため、偵察を行う。雷鳥沢から一ノ越は60分程度、一ノ越から東尾根への取付きは登山道から明瞭な分岐が派生しており、そこを辿れば30分程の道のりであった。

夜、高山病のため、テント外に出て空を仰げば満天の星空が広がっている。人生初めての天の川であった。

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一ノ越から望む龍王岳東尾根

8月6日

龍王岳東尾根に3パーティに別れて登る。6時から登り始め、パーティによって1〜3ピッチロープを張りながら登る。全員が登頂したのは9時半であった。弱点を突けばロープなしで、2時間程度の工程だろうと思う。

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朝日を浴びる龍王岳東尾根

 

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I峰に続く稜線

 

 

I峰直下の北側ノール上地形で谷川パーティ、酒井パーティはロープを張った。クラックが上部まで続く楽しいルート。プロテクションはカムで取った。Ⅲ級くらいだと思う。その右のハイマツ帯は傾斜が緩く、ノーザイルで登れるだろう。

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稜線上。特に難所は無い。

 

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本峰に続く最後の壁。弱点を突けばノーザイルで抜けられる。

 

 

雷鳥沢に戻った後は、山岳部の伝統、雷鳥沢レースを行う。雷鳥沢レースとは、キャンプ場から別山乗越まで続く登山道を競うレースである。順位は1位酒井、2位青木、3位谷川、4位藤竿、5位川口、6位六車、7位秋本。

9月7日

剱沢を5時に発ち、北方稜線を池ノ谷乗越まで進む。同下降。登山道で渋滞に巻き込まれるも、10時には池ノ谷乗越に到着できた。北方稜線は人の気配が全然無く、道標となるものは残置スリングを除けばほとんどなかった。落石も怖い。龍王岳東尾根より難しいと思う。

9月8日

剱合宿に続く。

文章は谷川が記しました。

 

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