日程・行動概要:2022年6月10日 地蔵岳東稜~地蔵岳
メンバー:ヒモさん、スナメリ、K岡
アプローチに時間がかった。沢沿いに歩いて行き、不行沢を見逃さないようにしたい。
1P目。スラブ。ボルトが左右に打たれており、どこを行くか少し迷う。ホールド、スタンスは細かく、エッジングとスメアリングで登る。所々にあるポケット(穴)もホールドになる。終了点はぺツルボルト。
2P目。スラブ。引き続きホールド、スタンスは細かい。微妙なバランスを要する場所が1ケ所ある。上方は簡単だがランナウトするので注意。終了点は立木。
3、4P目。左へトラバース気味に斜上。立木がプロテクションになる。中途でピッチを切ったが1Pで登った方が速い。終了点は立木またはぺツルボルト。
5P目。核心とされていたチムニーはチムニーというよりジェードル(凹角)。凹角にカムをきめ、右のカンテに乗り移り、ゆるいスラブを登る。快適で楽しいピッチ。終了点は立木。6P目基部まで植生の中を歩く。
6P目。カンテ沿いの易しい登りだが、プロテクションが乏しいのでランナウトする。終了点は遭難碑の上の立木。
7P目。山頂へ向かう派手なフェイス。凹角から右へ斜上して登る。高度感があり楽しいピッチ。終了点は立木かぺツルボルト。
1、2P目のスラブが一番難しかったように思う。初見のマルチピッチを完登できて非常に良かった。
1P目のスラブ。
2P目のスラブ。
5P目の凹角。
6P目、カンテ沿いを登る。
7P目、山頂へ向けて最後のピッチを登る。
記:K岡
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