比良 貫井谷

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日程・行動概要:2022年11月12日 貫井谷ー武奈ヶ岳ー坊村

メンバー・学年:K岡Ⅱ(記)、スナメリⅡ

 バスを使ったので入山が遅くなった。4基の堰堤をまいてから入渓。杉の落ち葉を踏みしめながら沢靴に泥をつけて歩いていると、いかにも比良の沢という雰囲気だ。この何となく寂寥感漂う秋の比良の沢と、先々週遡行した大峰の沢の差を改めて感じる。

 最初に出会う3mほどの滝を直登。左に支流をわけてからナメ滝が連続する。二俣につかないと思っていたら水が切れてしまった。どうやら左俣と違う沢筋に入ってしまったらしい。確認すると予想に反して右俣に入っていた。支流と思った左に分けた沢筋が左俣だったようだ。右俣から左へトラバースするとあっさり左俣に復帰した。水量が少ないためか谷の浸食が浅い印象。二俣まで下降してから遡行しなおそうかと思ったが、既に11時近いのでそのまま遡行。二俣から上、標高差100mほどの左俣の区間を未踏のまま残してしまった。

 左俣もナメ滝が連続する。滑りそうな滝が多く、慎重さが必要。小滝の乗越に苦労して無様にも腹ばいで越える場面も。スリングは何回か出したが、ロープは結局出さなかった。水が切れ、詰めあがるとちょうど武奈ヶ岳の山頂であった。

 水量が少なく、浸食が浅め、滑る滝が連続する急な谷、という印象だった。

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左俣のトイ状の滝。滑りやすい。

 

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少しはゴルジュもある。

 

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秋のシャワークライミングは寒い。

 

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左俣上部にかかる滝。見た目は地味だが滑る。

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