3回の佐藤です。今年の沢納めとして、11月30日に鈴鹿の滝洞谷に行ってきました。
滝洞谷は『日本の登山家が愛したルート 50』(面白いのでおすすめ!)にも掲載されている有名ルートでもあります。その内実は「沢登りというよりはケービング」、とルート集に言わしめるほど独特な沢なのです。
メンバー:佐藤トウカⅢ、池見JamesⅡ、小田DTⅡ、加納ハンケツⅡ、梅田BidenⅠ、能勢ラクガイⅠ
時間記録
07:00 駐車場
07:45 5m涸滝
10:15 井戸底ゴルジュ下部
11:30 井戸底ゴルジュ上部
14:15 迷路ゴルジュ
17:00 Co.938
18:30 駐車場
行動内容
7時に駐車場を出発しました。11月の終わりにもなると、流石に寒さが体に堪え、震えながら準備をしました。
駐車場からすぐの堰堤を越えるとCS3m滝が現れます。
フリーでも越えられそうですが、朝一なので念の為ロープを出し、腰がらみでビレイしました。
このように沢登りなのですが、水流が無く、水たまりが所々あるという感じがずっと続きます。
続く5m涸滝はホールドもなくツルツルなので、左上するクラックにハーケンを打ち、アブミを掛け替えながら登ります。
しばらく歩くと、井戸底ゴルジュが現れます。ここでは下部と上部の2ピッチに分けてロープを出しました。
井戸底ゴルジュ上部は去年登れなかった自分がリベンジでリードしました。
写真の約1.5m上部が核心で支点取りが困難でしたが、無事ノーテンで通過できました。
直後の迷路ゴルジュ、岩が非常にツルツルで難しいです。
終了点の直後に大きな水たまりがあり、濡れを回避するために高巻きを選択しました。
巻きを終えたところで、ゴルジュは終わったので遡行終了としました。右岸のガレた斜面を急登したところで日が暮れてしまいます。
ヘッデンを装着し下山しました。登山道が廃道となっており不明瞭 だったので、明るいうちに降りたかったです。
感想
やはり滝洞谷は楽しかったです。実は去年も同じ時期に行っていて(https://kualpine.club/5057/)、自分自身の成長を感じられたような気がします。
今年は比良や鈴鹿を中心に沢を多くやりましたが、やればやるほどに面白さを実感し、行きたい沢が広がっていきました。今年計画して行けなかった沢もあるので、来年が楽しみですね!
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