どうも。一回生の関口ラグマンです。
3月1日~2日で抜戸岳南尾根に行ってきました。
どうなることやらと不安を抱えつつ迎えた今山行。そんな我々を待っていたのは、春の到来を強く感じる清々しい雪稜歩きだったのでした。
【メンバー】
亀爺(OB)判決(Ⅲ)バイデン(Ⅱ)ラグマン(Ⅰ)
【時間記録】
一日目
5:30 新穂高温泉駐車場
6:30 南尾根取り付き
12:45 穴毛槍
15:00 p8
二日目
4:00 起床
6:45 出発
9:30 南壁の頭
11:30 抜戸岳
13:45 笠ヶ岳
16:30 クリヤの頭
18:00 ヒロサコ尾根東北支稜分岐
21:20 新穂高温泉駐車場
DAY1
『よし、準備始めるか』
車内でまだ眠っていたい気持ちを振り落とし、外に出て準備を始めるのは毎度堪えるものがある。
いつもより重いザックを背負い、まだ暗い林道を進む。
p1への登りはヤブ地獄の急登を覚悟していたのだが、先輩のルーファイのおかげか、登り始めるとヤブはさほど不快ではなく逆に楽しいぐらいだ。空は蒼く、気持ちが高まる。
p1につくと、眼前に穴毛谷を挟んで笠ヶ岳の雄姿があらわれた。
今日はいい日になる予感。
ここから南尾根を進んでいく。
穴毛槍は非常に目立つピークだ。ピーク手前では地面が露出しており、すっかり春山の様相。
急斜面をえっさこいさキックステップで登っていくと抜戸岳南壁がどどんと姿を見せた。
あまりに演出が見事。
穴毛槍からコルへは過去の記録ではザイルを用いている場合が多かったのだが、今回は東側をノーザイルでトラバースすることができた。
コルから岩を交えた雪稜を進むと、プラトーに至る。ここはテントを張るには最高の場所だろう。が、ここには張らずもう一踏ん張り。
南壁取り付き手前の広場でテントを張ることにした。
今日の進み具合と山のコンディションから、頑張ればなんと明日中に下山できる可能性が浮上した。
3日から天気が崩れるので明日中に降りれたら素晴らしい。
麻婆茄子春雨を食べて就寝。
それにしても美味しい美味しいと食べてくれるのは嬉しいものですね。
DAY2
家のベッドで寝たかのような快眠で起床。
流石に言い過ぎた。
朝のα米は当然箸が進まなかった。
南壁基部へはトラバースしたのちザイルを用いた。南壁は既に雪は大方落ちていたが、今回は左側から巻く。基部からルンゼを下降してトラバースし奥の尾根に乗る。
そこから懸垂。またトラバースし、合流した尾根を登る。
尾根は次第に広がり穏やかな印象に。
抜戸岳にむかおう。
抜戸岳山頂近くのトラバースは個人的にちょっと悪かった。
登頂。
笠ヶ岳に続く稜線が見えた。ここから見ると可憐な印象を受ける。いい山だ。
遠くに見える笠ヶ岳だったが、面白いぐらいにどんどん近づく。
今日中に下山するという強い意志をもって笠ヶ岳山荘を後にする。
山荘から山頂へはすぐだ。
笠ヶ岳、さようなら、お世話になりました。パチリ。
よし下山しよう。
最初の方はズシズシ快適に下ってきたのだが、間もなく踏み抜き地獄に。
自分だけ人より多く踏み抜いてる気がしてくるのはなぜだろう。
何個かピークがあるが、基本的にすべて右巻きしていく。
日射で雪がザラメっぽくなってきており、アイゼンが滑りやすく、トラバースには気を使った。
クリヤの頭を巻いてヒロサコ尾根に入っていく。
ヒロサコ尾根もまた痩せていたり急であったりして、入念に下る。
東北支稜に入るころには暗くなってきていた。
薄雲を通して月光が控えめに地面を照らす。西穂山荘の明かりに勇気づけられた。
前方には南尾根が見え、今日一日ではるばる一周してきたと思うと感慨深い。
だいぶ疲れがたまってきた。
幸いトレースがあったようでヘッデンでも下山し続けることができた。
そして、穴毛谷に降り立つ。すっかり夜だ。
アイゼンを外し林道を歩く。林道でも足がずぶるんかい。
硫黄の匂いに迎えられ下山を嚙み締めたのだった。












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