ラクガイ記(このブログは試験的に報告書からChatGPTで生成しました!)
3月27日〜28日、南紀のナル谷を遡行し、栂谷を下降してきました。
今回の目的はシンプルに、ナメを楽しむこと。そして、2025年度の沢はじめです。
メンバーは、CLラクガイ、SLバイデン、クイニゲ、P坊の4人。春の南紀で、ナメを歩き、焚き火を囲み、スライダーで冷え、最後はやよい軒で米を食べる。沢登りの楽しさを一通り詰め込んだような山行になりました。ちょっとユルすぎたかも。

前夜発、南紀へ
19時半にルーム集合。そこから車で南紀へ向かいました。
到着したのは深夜1時半。真っ暗な道を抜け、なんとか駐車場へ。4人でそこそこ快適に車中泊しましたが、明け方はさすがに少し寒い。南紀といえども3月、油断すると普通に冷えます。
翌朝は7時過ぎに起床。ゆっくり準備して、8時前に駐車場を出発しました。
ナル谷入渓、いきなり寒中水泳チャンス
遊歩道を少し歩くと、すぐ沢と交差。ここから入渓です。
一ノ滝まではしばらく右岸上を歩きました。一ノ滝には大きなプールがあり、いきなり泳げそうな雰囲気。ただ、水温はおそらく10度前後。寒中水泳と盛り上がりたい気持ちはありつつ、長時間つかると普通に凍えますね。
一ノ滝は水量も多く、側壁も立っていて、しかも苔むしていました。ここは無理せず、記録通りに踏み跡のある左岸巻きで通過。
続く二ノ滝は、当初は左岸の水際を登る案もありましたが、実際に見ると滝身には難しそうな箇所がいくつか。沢はじめでいきなり気合いを入れすぎる必要もないので、右岸の樹林帯から巻きました。
二ノ滝は、苔の生えた大きな岩塊の上を水が末広がりに滑り落ちる、かなりきれいな滝でした。こういう景色を見ると、南紀まで来た甲斐があります。
三ノ滝の先は、平和な河原天国
すぐに三ノ滝。下部で少しスライダーをして遊び、その後はサクサク直登して通過しました。
三ノ滝を越えると発電所の堰堤が現れます。堰堤を越すと、そこには予想通りの平和な河原。天気も良く、明るく開けた渓相で、とても気持ちよい時間でした。
最近になって、河原歩きの良さがわかってきました。沢登りというと滝やゴルジュに目が行きがちですが、穏やかな河原をのんびり歩く時間もかなり良い。心が洗われます。靴は濡れていますが。
途中、「ここで寝てください」と言わんばかりの大岩が登場。全員で寝転がり、30分ほどウトウトしました。

459m二俣から、お楽しみのナメ帯へ
大岩から1時間弱で459m二俣に到着。その先の巨岩帯は、初めから終わりまで右岸を巻き気味に通過しました。
そして、いよいよ今回のお楽しみ、ナメ帯へ。
ぴたぴたとナメを歩く時間は、とても快適でした。所々に出てくるナメ滝は傾斜が強く、無理せず巻き。全体としては足並みも揃っていて、検討段階で想定していたよりかなり余裕を持って泊地に着きました。
ナル谷、かなり良いです。派手すぎず、でもきれいで、沢はじめにちょうどいい沢でした。
泊地、焚き火、そして酸菜魚
泊地では石垣の上にタープを張り、湿った木と格闘しながら焚き火を起こしました。
木が湿っていると、焚き火はなかなか手強い。煙に包まれたメンバーは目を真っ赤にしていて、かなりかわいそうでした。焚き火、暖かいけど煙は容赦ない。
夕食では、メンバーがご飯を炊いてくれました。これが最高の出来で、炊飯器よりうまい。今後の山行では炊飯担当に任命したいレベルです。
一方、僕が台湾で食べて感動した四川料理「酸菜魚」を再現しようとしたところ、花椒を入れすぎて失敗。しびれ系料理は、調子に乗ると鍋全体が攻撃魔法になります。次はもっとおいしく作りたいです。
夕食後、翌日の行動を相談。29日は天気が悪そうで、改めて栂谷に入る気にはならなさそう。ならば翌日、そのまま烏帽子岳方面まで行き、栂谷を下降してしまおう、ということになりました。
19時には就寝。焚き火は当然のように夜通し持たず、全員それなりに寒さを感じながら朝を迎えました。

2日目、ナル谷の詰めは快適すぎた
翌朝は焚き火で暖まりながら湯を沸かし、朝食を食べて出発。
ナル谷の詰めは、驚くほど快適でした。林道ギリギリまできれいなナメが続いていて、「これ、登山道より早いのでは?」と思うほど。
もし「快適な詰めランキング」があるなら、かなり上位に入ると思います。詰めで癒される沢、ありがたい。
林道に出たあとは、春を感じながら気持ちよく歩き、烏帽子岳方面へ。時間に余裕があったので、荷物をデポして烏帽子岩を見に行きました。
烏帽子岩に登るハシゴは固定されておらず、少しヒヤッとしましたが、上からは南紀の山々と太平洋が見えて良い眺め。しばらく岩の上でのんびりしました。


栂谷下降、フトモモ耐久戦
その後、栂谷の下降へ。
下降はやはり疲れます。遡行ならなんでもないようなナメでも、下るとなると一気に怖くなる。こけるとそのまま滑り落ちる可能性があり、膝とフトモモの耐久値がじわじわ削られていきます。
歩いて降りるのが難しいナメ滝は、巻き下るか、下を確認して安全そうならスライダーで下降しました。
序盤のスライダーで体が冷え切ってしまったメンバーもいる一方、元気にスライダーを繰り返すメンバーも。体温の才能が違う。
ガンガラ滝では、1人は岩間をクライムダウン。他の3人は大きめに左岸から巻きました。
このあたりから大きめのカエルがたくさん出現。春です。栂谷はゴーロを基本に、要所で長めのナメが出てくる渓相でした。ナル谷のような明るい河原歩きは少なく、個人的にはナル谷の方が好みでした。

ギリギリの脱渓、そして米29杯
15時ごろ車道に到着。メンバーがダッシュで車を取りに行ってくれました。
その直後、雨が降り出し、雷鳴も聞こえてきました。かなりギリギリのタイミングで脱渓できたことを知り、判断としては良かったと思います。
帰りは大阪を経由し、下山飯はやよい軒へ。
4人で食べたご飯は、合計29杯。すみませんお世話になります。
沢で消費したカロリーを回収するどころか、たぶん少し黒字です。
感想
初めての南紀でしたが、比良よりも季節が2か月ほど進んでいるような暖かさでした。ウェットスーツを着ていれば、水に多少つかっても快適。ただし夜は普通に冷え込み、シュラフカバーと3シーズンシュラフでは少し辛かったです。
栂谷はゴーロ帯が多かったのに対して、ナル谷は穏やかで明るい渓相が多く、個人的にはナル谷の方がおすすめです。「100沢」がすべてではない、ということも再認識しました。
今回、ヒヤリハット・事故はなし。沢はじめとしては、かなり良い山行になりました。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
行程
Day 1
- 8:00 駐車場発
- 8:15 入渓
- 9:30 三ノ滝落ち口
- 11:00 大岩
- 12:15 459m二俣
- 14:30 泊地
Day 2
- 8:15 泊地発
- 9:00 林道
- 11:15 下降開始
- 12:30 ガンガラ滝
- 13:30 ヤケベ嵓
- 15:00 車道
今後に向けて
ナル谷は日帰りでも十分楽しめそうで、沢はじめにもかなり良さそうでした。栂谷は下降に使うと少し消耗感がありましたが、ナメやスライダーもあり、組み合わせ方次第では面白い沢だと思います。
個人的には、栂谷よりナル谷推しです。
ナメを楽しみたい人にはぜひおすすめしたい一本でした。

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