4月18,19日と週末に白馬主稜のナイフリッジを楽しんできた。
メンバー:根岸OB、穂積(Ⅲ)、岡部、田中、藤竿(Ⅱ)
前夜、レンタカーで出発。
18日
朝仮眠を少し取ってから二股を出発する。
猿倉までは完全除雪で、コンクリの林道歩き。
昼前に白馬尻の付近の雪面で雪練開始。
肩がらみ、腰がらみ、スタンディングアックス、コンテをしたのち、
ボラード、土嚢、竹ペグで懸垂の練習。
肩がらみで確実に止めるのは結構難しい。肩にみずぶくれができた。
肩がらみの練習
腰がらみ、スタンディングアックスはほご確実にビレイできた。
通常のコンテでは止めることはできなかった。
OM方式でのコンテは、ただリングにシャフトをさすコンテよりはやりやすかった気がする。
ボラードでの懸垂は失敗…腐った雪では無理。土嚢はかなり強固な支点になった。
雪練後は白馬尻の付近の斜面を上がった平地でツェルトを張って寝る。
19日
2時半起床、、真っ暗の中行動開始。ワンデイのアタック装備以外はデポした。
のちのちこの行動が悲劇を生むことになる。
藤竿は馬鹿なことにヘッドライト忘れていた。
八峰に至る前に、根岸氏アイゼンをつけようとするが、アイゼンのサイズを合わすのを忘れていた。
時間のロス…。
その約1時間後、今度は岡部のアイゼンの金具がはずれる。針金で修理して再出発…。
下部より八峰を眺める。
八峰はナイフリッジで基本的に2回生がトップでザイルを出す練習をする。
主稜のリッジ
やはり白馬主稜は人気ルートで、トレースがくっきりある。
トレースがなかったら、あのルートはかなり怖いであろう。
最後の1ピッチ、60度の斜面。雪が腐って少しいやらしい。
昼に白馬ピークに到着。
エイオーをしてそそくさ下山。
大雪渓をシリセードで勢いよく下る。
荷物のデポ地点にかえってくると…カラスがなにやらついばんでいた。
岡部のわかめスープ17袋が餌食となり、コッヘルの取ってだけがもっていかれる。
カラスが光りもの好きなのは本当だったのだ。
岡部一人コッヘルを見つめ黄昏る。
そのあと何事もなく下山。
てんきがよくてとても気持ち良い山行であった。
GW山行前の行動確認ができてよかった。
記録:Momo10
白馬主稜

コメント