どうも。3回生の青木ミシンです。
今回念願のスキー縦走に行ってきたので報告です。ルートは岩手山から秋田駒ケ岳までの約50km!ぼくにとっては今年度最後にして今年度イチの目玉山行です。CLミシンⅢ、SLおちょさんⅣ、ぷーさんⅣ、コメオⅡ、モリリンⅡ、ハクサイⅠの6名で3月24〜30日に行ってきました。
3/24 快晴無風
入山 9:20網張温泉スキー場トップ〜11:00黒倉山・鬼が城コル〜12:30八つ目湿原TS1
(行動時間:3時間10分)
網張温泉スキー場トップから入山。天気は快晴無風、最高です。外輪から望む岩手山がかっこいい!なんだか別世界に来たような気分。
初日のテント泊地は八ツ目湿原の御花畑。外輪の中なので風も弱くのどか。私は気持ちよくひなたぼっこをしておりました。
3/25 朝のうち風雪、曇りのち晴れ
8:30TS1発〜10:00不動平避難小屋〜10:40下山開始〜11:40-12:10TS1撤収〜13:00黒倉山・鬼が城コル〜14:30犬倉山・姥倉山コルTS2着
(行動時間:6時間)
気圧の谷の通過により朝起きると雪が降っている。思っていたよりも天候が回復しないが行けるところまで行こうということで岩手山へアタック。幸いしばらくすると雪は止み、晴れ間も出てきた。
不動平まで来るとやはり強風。アイゼンに履き替えて進もうとするも、視界もだんだん悪くなってきた。歩みが止まってしまうメンバーもいたので引き返すことに。
帰りは滑走!デポした荷物を撤収して昨日来た道を引き返す。外輪をのっこして、この日は犬倉山と姥倉山のコルで泊まる。
3/26 晴れ強風のちホワイトアウト
5:30TS2発〜7:30三ツ石山荘着
(行動時間:2時間)
風が強い中、大松倉山を越えて三ツ石山荘へ。今日はもう天候が回復しそうにないのでここで泊まることにする。三ツ石山荘は広くてすごくきれい。そしてなんと、立派なトイレも付いている。ありがたく使わさせてもらいました。
3/27 快晴
5:00三ツ石山荘発〜7:30大深岳南西の肩から滑走開始〜9:40八瀬森山荘〜11:40曲崎山〜14:00大白森山荘着
(行動時間:9時間)
この日は朝から快晴!気持ちの良い稜線を行く。
大深岳の肩から八瀬森山荘方面へ滑り降りる。一度シールに履き替えたものの、関東森付近まで滑って行くことができ、スムーズにいった。少し行くと、2年前の夏、葛根田川遡行の際に訪れた八瀬森山荘へ着く。もうあれから2年近くも経つのか、、、
曲崎山への上りで後ろをふと振り返ると美しい東北の山々のパノラマ。山頂からの滑走はスキー場のような気持ちのよい斜面。クラックも入っていたようだが。。。
3/28 快晴
5:00大白森山荘発〜7:00小白森山〜9:00田代平山荘
(行動時間:4時間)
この日も朝からいい天気。大白森は見渡す限りの大雪原!!この写真だけ見せて南極に行ってきたと言ってもバレなさそう。そして奇跡のダイヤモンド岩手山!ちょっと京大生らしく計算してみると、雪の季節に大白森より岩手山山頂から昇る日を見ることができるのは3〜4月の約1ヶ月。この時期、そして晴れた早朝にこの場所にいることができたというのはなかなかレアなことなのではなかろうか。それはどうでもいいとして、ここは本当にいい場所でした。今山行のハイライトです。
小白森山を越えて稜線上をひたすら歩き、田代平へ。秋田駒の姿に惚れる。岩手山といいやはり雪を冠った火山は美しい。
3/29 曇りのちホワイトアウト一時雨
寒冷前線が通過するということで田代平山荘にて沈。
3/30 朝のうち曇り、晴れ
7:00田代平山荘発〜8:30笊森山〜10:00湯森山〜12:00秋田駒ケ岳・男女岳〜13:20田沢湖高原温泉アルパこまくさ 下山
(行動時間:6時間20分)
この日は最終日。秋田駒まで縦走である。出発時は乳頭山や秋田駒は雲の中に隠れていたが、少しすると雲は消えていってくれた。
稜線上を滑走を交えながら進み、横岳の手前から阿弥陀池の方へと入る。そしてプリンの形をした秋田駒の最高峰・男女岳へ!
残すは滑走のみ!食料が減り、軽くなった荷物で快適に滑走を楽しんだ。
ついに下山!天気にも恵まれ、無事に予定ルートを完遂(岩手山以外)。とても満足のいく山行ができました!みなさんお疲れ様でした。
★ルート図
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