GW北海道スキー 十勝

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日程・行動概要

2022年5月5日:吹上温泉から三段山往復

2022年5月6日:望岳台から十勝岳往復

 

三段山

5/2~5/4は小さな低気圧が断続的に北海道を通過し下界で休養していたが、5/5、5/6はようやく確実な好天が与えられたため、三段山と十勝岳にアタックした。

5月5日、朝食のアルファ米を食べ、準備をしてから出発。たくさんついたトレースのあとを追いながら歩きだした。大雪と異なり雪がかなり緩んで、スキー板がサクサク決まった。トレースがあるのでルーファイに迷うことなく、着実に高度を稼ぐ。雪のつながっているところを選びながら登っていくと、山頂から西に伸びる尾根に飛び出した。山頂は目と鼻の先で、すぐに山頂に立った。素晴らしい天気だ。十勝岳の緩やかな斜面や上ホロカメットクの八ツ手岩、富良野岳の急峻な北東斜面など、目前に山々が大きく迫っていた。

山頂から滑走。ゆるんだ斜面に気持ちよくシュプールを刻む。下部に行くほどストップスノーになるが、ボウル状の地形で遊んだり、北東向きの微地形にクリーンな雪を求めてみたりと、なかなか楽しい。最後は日射で緩み切った雪に足をとられつつも、すぐに吹上温泉着。とてもお手軽で、滑走の楽しさもまず確実。有名ツアーコースだけあると思った。週末に車を少し走らせて1日遊んでいきたいような山だった。

 

十勝岳

5月6日、4時起床、5時すぎ出発。望岳台付近は雪が切れており、スキーを担いでしばらく歩く。スキーをはき、脱ぐことをもう一度繰り返してからようやく雪が上までつながった場所に出た。雪は春らしいザラメで、滑走への期待が膨らんだ。避難小屋まで難なく歩いて休憩。さらに標高1660mまで上がると、グラウンド火口の先に十勝の白い山頂が見えた。前十勝からの噴煙が北東に流されて、十勝の輪郭を霞ませていた。グラウンド火口の底をしばらく歩いてから標高1850mまで登ったが、噴煙を呼吸して喉やら胸やらがジンジンして気持ち悪かった。火口の底を抜け出して体内を新鮮な空気に入れ替えて休んだ。ここから先は山頂へ向けてワンプッシュ。やや急傾斜だが、緩んだ雪のおかげで山頂直下の標高2000mまシールで登る。最後はややクラストしており、アイゼンに履き替えた者もいた。山頂からは大雪やトムラウシ、天塩、富良野、芦別と北海道の山々が鮮明に望めた。

南風が強いので写真を撮ってからすぐ下山開始。山頂からのクラスト斜面にエッジの鳴り音を響かせながら慎重に下った。標高2000mから標高1800m付近まで大斜面を一気に滑走。板が走る素晴らしいザラメ。ここまで来てよかったと心底思える1本だった。グラウンド火口に滑り込んだあたりから白いストップスノーと淡褐色のザラメとがまじりあって斜面を構成していた。ザラメは相変わらず快速のターンが決まって気持ちいいが、ストップスノーに入ったとたんに足をとられる。ザラメを選んで滑りながら避難小屋までおり、しばし休む。この先は残雪が迷路状に入り組んだ場所を通って望岳台へ向かう。駐車場に一番効率よく到着すると思う雪の筋を選んで滑り降りていった。駐車場について振り返ると、十勝連峰が大きく広がっていた。山行を終えた解放感に浸ってその姿を眺めていた。

 

三段山の登り。富良野岳を背に。

 

三段山の滑走。

 

前十勝から流される火山ガスに煙る十勝山頂。

 

十勝岳の大斜面を滑る。

 

下部はあたかも「雪の迷路」。

 

記:亀岡 

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