中央アルプス 滑川 前岳沢

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日程・行動概要:2023年9月29日 5:50上松登山口〜9:30奥三ノ沢出合〜10:15前岳沢出合〜15:45登山道(脱渓)〜19:10上松登山口

メンバー・学年:K岡Ⅲ(記)、ラムちゃんⅡ、BちゃんⅠ

 長い河原歩きが続いた。水も空気も冷たく、山は秋めいていた。奥三ノ沢出合の滝を右に分け、四ノ沢出合の挑発的な滝に別れを告げるとようやく左手から前岳沢が入ってきた。

 右にCSを控えたF1。水流の左手をラムちゃんが初リード。アンカーはカムを使った。

 6mほどのF2は左からまき登るが、下部がやや悪い。ノーザイルで行くも、ザイルを出しても良かったか。

 10mのF3は直瀑で難しそうだがラムちゃんにロープを託す。左のクラック沿いを登るが、ガバが続いて爽快なクライミングだった。

↑F3、10mの直瀑

 すぐ上のF4は易しそうだが一応ロープを出す。フォローが落石を起こしていた。岩はボロいので要注意。

 続くF5は右が階段状で易しくノーザイル。沢の傾斜は強まり、小滝が続く感じ。

 滑り台状のF6はK岡リード。ナメの左のカンテを登るが、落ち口のナメが悪くカムエイド。一番悪い滝だった気がする。

↑滑り台上のF6、上部がいやらしい

 その先も小滝の乗越で時折お助けひもを出す。上部は乾いたスラブ状で面白い。ガレのつめに疲れてくる頃に登山道が横切って遡行終了。そのまま登山道で下山した。しっかり日が暮れた。

 標高差1400m、やはりアルプスの沢は長かった。

↑つめは乾いたスラブ状

 

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