氷ノ山スキー

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日程・行動概要

2023121日:東尾根

2023122日:仙谷

メンバー:K岡(記)、文一、スナメリ、山頭火

 

兵庫県の氷ノ山でスキーをした。

21日、6:00起床。今日は東尾根に向かう。寡雪でクローズしたゲレンデをシール登高。草斜面の上に新雪が5㎝ほど積もっている。リフト1本分登ってから東尾根にとりつくべく急登。雪が少ない急斜面でシール向きでないので、途中でシートラ、ツボ足に切り替える。2回ほど岩場をまき上り東尾根に出た。結局ここまでの登りがこの日一番きつかった。ここから樹林帯の細い尾根をシールで歩き、広く緩い斜面に出る。ブナ林が美しい。ガスにまかれているが、時折鉢伏山の方まで見える。樹林の合間をぬって緩やかな雪原を登り、山頂に着く。山頂小屋でしばし休んでから滑走。

今回は各自道具が異なり、山スキーとクロスカントリー(革靴)とスプリットボードというカオスなメンバー構成。足並みがそろうか少し心配だったが、ドロップするとドライパウダーで道具に関係なく楽しい滑り。広く快適な斜面は短時間で滑走してしまい、その後は樹林の細い尾根上を行くテクニカルな滑り。次第に雪が減り、東尾根の避難小屋につく手前では新雪の下の地面で滑走面を痛めつけながら滑った。小屋から少しツボ足で下り、ドライパウダーのゲレンデ滑走でラストを締めくくった。町に降りて飯を食べ、若桜に移動して道の駅で寝た。

22日、6:30起床、今日は仙谷。わかさ氷ノ山スキー場に移動してロマンスリフトに乗る。チャレンジリフトは動いておらず、ゲレンデトップまでシール登高。ゲレンデトップから上、しばらく雪付きの悪い細い尾根を登っていくと広いブナ林の尾根に出た。ここからはブナ林やササ原の広い尾根を快適に登り下りして山頂に着いた。陽が差して春のように暖かい。雪が腐って重くなってきたので滑走はどうだろうか、などと思いながら小屋で湯を沸かしてカップ麺を食べた。地元の山ヤと思しき人たちと話すが仙谷は割れているようだ。早めにトラバースして沢から抜ければまあ何とかなるだろう。

山頂の少し南から仙谷にドロップ。ナイスパウダー!雪もそれほど腐ってない。途中でクリフの上に出てトラバースしたりと、意外とルーファイにも気を使う。やがて谷はV字になり、ボウル状の雪面にターンを刻んでいくと沢が割れた。ここから左岸の斜面をトラバースする。支尾根を一つ越えてから急なルンゼを横滑りで下り、氷化したデブリがひそむ重いパウダーの谷を下っていく。スノーブリッジで2回渡渉してから左へとトラバースし、標高930mの二俣で板を脱いで割れた沢を渡渉し、なお左へトラバースしていくとゲレンデに出た。ようやく安全地帯に出てほっと一息。駐車場までひと滑りであった。

 

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