滝洞谷での沢納めも終えて、冬の訪れを予感し夏が恋しくなってきた頃。大台ヶ原にまだ残る夏の残り香を求めてマルチピッチを登りに来た。天気は最高、あとは登りきるだけというところで悲しい結末が待ち受ける...
時刻は朝9時、大台ヶ原の駐車場に着いた途端一回生がトイレへと走りだしていった、車酔いした僕だ。その後に西大台の利用調整区に入るためのレクチャーを受けて出発は9:30、45分ほどかけて1p目のとりつきに到着し履き替えてすぐノーロープで登る。そこにあるのがかの有名な1995summer collectionの文字である。
2p目はトウカさんのリード、すんなりと抜けたように思えたが実際に登るとかなり難しい、この辺で本日のユマーリングが濃厚となってきた。もう一人の一回生もそれなりに難しそうにしてたが、クイニゲさんは余裕そうだ。やはりフィジカルギフテッドだったようだ。
3p目はクイニゲさんリードここは割と簡単で、全員そこまで苦労せずに抜けていたように思う。しかしこの時点で時間的にトップアウトは厳しいことが発覚。それでもなんとか核心だけは登ろうという結論に至った。
4p目、このルートで最も難しい核心部。とされている僕はここまでしか登っていないが確かに圧倒的に難しかったように思える。クイニゲさんがリードをするも、すんなり抜けていき思ったより短いところでピッチを切った。下にいる我々無知の民は愚痴の民へと変貌。核心部超えるまでやれよという野次を飛ばしフォローで登る。
途中で違和感。あれ、なんか難しくないかと。気づけば大岩壁にロープで吊るされる後続三人。そうなのだ、彼は核心部を超えていたのだ。ここで何度もトライするも結局僕はユマーリングを選択。後ろ二人はロープにテンションをかけつつ突破。ここで今回は敗退ということになった。
帰り道はピンクテープをたどって帰ると行きよりも効率的な道を歩くことが出来た。いつか必ず登ると誓いながら駐車場に戻ると丁度日が落ちるところであった。帰りに食べたチャンポンは量もあり野菜がたくさんあって幸せな気持ちになれた。




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