20180803-04 屋久島・鯛ノ川

沢登り

こんにちは、3回生の井ノ上です。

7月30日に関空を発ち、8月3日~4日で鯛ノ川へ行ってきました。直前まで台風が居座っていたので増水していた千尋の滝の巻きは諦め、モッチョム岳の登山道を登り、592mから北東にのびる尾根を下り小千尋の滝の上へ出ました。ヒルが異様に多くて、ここまでの間に10匹以上に吸われました…。

そこからはひたすら巨岩帯の連続です。増水のため巻くことも多かったですが、空身でボルダリングのようによじ登ったり、巨岩と巨岩の隙間に体をねじ込んだり、巨岩から下の巨岩に行くのに滑り台のようにずり降りたりなど、いつもとは違う動きが多く、飽きを感じさせる暇がなくてとても楽しかったです。フォローもスリングで引き上げるよりも腕で引っ張り上げたり、下から押したりするのが有効な場面が多かった。

夜は両岸は藪が濃かったので753m中州付近の岩棚のうえで泊りました。若干斜めっていて、姿勢を直すのに夜何度が起きましたが、ヒルがいないという安心感がよかった。満天の星空でした。

2日目はしばらく巨岩帯を行くと、ナメに変わり、1000m付近ではポットホールを多数見つけました。そこを過ぎると屋久島らしい、苔むしたなだらかな渓相に変わりました。

 

鯛ノ川はルーファイや巨岩の登りがとても面白く、大のお気に入りになりました。わざわざ屋久島まで来てよかった。千尋の巻きもできなかったし、来年はトローキの滝からの遡行も面白そうだなあと思いました。

千尋の滝  巨岩帯 ポットホール

巨岩の隙間に引っかかるプーさん

上流部

 

 

 

 

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