川浦 銚子洞・箱洞

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日程・行動概要:2023年10月7日(銚子洞遡行)〜8日(箱洞下降)

メンバー・学年:K岡Ⅲ(記)、スナメリⅢ、MKさんⅣ

 10月7日6時半、林道沿いに歩き始める。寒い。日河原洞出合から川沿いの散策路を歩く。歩きやすい道だが、吊り橋はいつか落ちそうだ。ウワバミソウをつんでいると銚子滝に出会う。ここで入渓。

↑銚子滝。ここで入渓する。

 銚子滝は左岸の草つきからまく。10m、2mと滝を二つこなして釜の大きな5m滝。泳ぎかと憂鬱になるも、左岸をへつれて一安心。3m滝を二つ越えて、スダレ状の10mは左岸のバンドを登る。3m、2m、8mと滝をこなし、その先の淵を右岸からへつり、ゴルジュ内の8m滝は登れずにゴルジュごと右岸からまく。4m滝を越えると二俣に着いて休憩。沢ノ又を少し遡るとニッコウイワナが1尾かかった。

 大平に入り、4m、8m滝を過ぎると滝もなく歩きが続く。標高1050m付近で泊まる。ツエルトを張って焚き火を起こしてから釣りに行く。2尾釣って、一人1匹イワナの塩焼きが食べれた。火を囲んでおでんをつついた。

 10月8日、7時TS発。右岸の支流をたどって尾根を越え、箱洞へと下降する。倒木にウスヒラタケがたくさん生えていたので採集する。ツキヨタケも多いので注意。箱洞源流部の滝のまき下りはいささか悪い。メンバーによっては捨て縄で懸垂が必要。20m滝を二つ懸垂下降すると、ナメと淵が連続する。倒木が土砂を堰き止めて、伏流したゴーロが出てきたのは驚きだった。最後のナメ滝は釜を泳がざるを得ず、飛び込む。全身濡れて寒過ぎる。銚子洞に合流してから散策路を歩き、林道でゲートまで戻った。

↑箱洞源流部の20mほどの滝を懸垂下降する。

 山菜、きのこ、魚などを採れて秋らしい癒やし系の沢だった。時間的にも余裕があり、こういう時に限って後輩がいないのは残念であった。滝登り用にガチャを持参したが、歩荷して終わった。箱洞の懸垂下降以外にはザイルも使用しなかった。個人的には今シーズン川浦で6日間を過ごしたが、どれも性格が異なって面白い沢だった。

↑遡行図

 

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