錫杖岳左方カンテルート

クライミング
日程・メンバー

8/8 小雨のち快晴

パーティ1 小田DT(CL)、山田クイニゲ、吉川クラT

パーティ2 加納ハンケツ(SL)、関口

 

時間記録(パーティ1、3名)

4:00(新穂高温泉駐車場)-6:30(取付)-13:40(前衛壁頂上)-14:00(懸垂下降開始)-(16:00)懸垂下降終了-18:00(駐車場)

行動内容

 新穂高温泉のバス停駐車場から4時に行動開始。登山道は昨日までの雨で濡れており、全身からしっとり水が滴る男たち。雲の中からきれいな台形の前衛壁が現れ期待が高まる。錫杖沢出合には登山道よりも濃い踏み跡があり、テン場と焚火のあとが確認できた。踏み跡は錫杖沢左岸についており楽に前衛壁基部まで到達できた。ただし、右岸の岩舎や牧南沢に行くにはどこかで分岐を分かれる必要があるようだ。

 基部に着いても天気はいまだ霧、少し雨も降る。吉川くんがTシャツで寒そうにしており、聞くと雨カッパと防寒具、非常食を置いてきたという。彼のTシャツにはかなりダサいユニークなDIARYghost2022の文字があり、それは高1のときのクラスTシャツであった。

 予報通り晴れることを祈って登攀開始、ハンケツたちパーティ2の後にパーティ1は出発する。1P目はクイニゲリード、チムニーを登る。岩は湿っているが問題はない。2P目はDTリード。チムニーを登ったあとピナクルに出て垂直のフェースを登る。Ⅴ級5.9くらいのいい緊張感のフェースだった。ハンケツは直上し、DTは途中でトラバースし抜けた。天気も晴れてきて気持ち良い。3P目はバンド帯を少し歩いてから水の滴る大チムニーを抜ける。リードしたクイニゲはカムをヌンチャクで延長せず、ロープの屈曲が辛そうだった。クラックにハンドジャムがよく決まる。4P目は松の木のテラスからカチとクラックが所々入るフェースをDTリード。ナッツやフィンガー~ハンドジャムが決まる。

 カンテ上の大テラスからは下に注文ルートのコーナークラックが見える。5P目、トポには大チムニーに挟まったCSを抜けるとある。ハンケツは右の10くらいのフェースを数トライして登る。リッジ上のブッシュから大チムニーを跨ぎ左のフェースへ復帰、ロープが屈曲して重そうだった。DTは同じフェースを登ったあとにすぐ左にトラバースしてCSに降りる。そこからは左のフェースに走るクラックを大チムニーを利用しながら登った。ルート選びやチムニーの突っ張りなど面白いルートだった。6P目のスラブをクイニゲが越えると先のパーティ2と出合い、登攀を終了した。少し登ると広場があり、見張り塔ルートの大洞穴も見えた。5P目で時間がかかったにもかかわらず、時刻は13時半で登攀は順調なペースだった。

 下降はロープ連結懸垂。クイニゲが降りるも一番最初の木で屈曲してロープが動かない。下とのコミュニケーションも難しく解決に時間がかかった。この場合は登り返しよりも、もう一人が下降した方が屈曲原因を見つけるのに早い。5P終了点、4P終了点大テラス、注文ルート大テラスを経由して4回の懸垂下降に2時間かかり、思わぬところで時間がかかってしまった。

 下山中、関口くんとはぐれてしまったが、無事下山できた。剱合宿をドタキャンさせたのち、称名滝や東尋坊を思いきり観光して帰洛した。

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